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アドオン「後で送信 (Send Later)」は、メールの送信日時を指定して「後で送信」することができるThunderbird(サンダーバード)の「アドオン (Add-on)」です。

そもそも、「アドオン (Add-on)」って何にゃ?
「アドオン (Add-on)」とは、
ソフトに機能を追加して便利にするツールのことを「アドオン (Add-on)」と呼びます。
今回は、「後で送信 (Send Later)」という名前のアドオンを追加してThunderbirdをもっと便利に使いましょう。

Thanderbird の起動時に、以下のメッセージがポップアップで表示されませんでしたか?
これは、「Send Later (後で送信)」アドオンからのメッセージになります。「Send Later の使用に関する匿名データを収集」に同意するかしないかを YES、NO で答えるだけです。
答えないでいると、Thanderbird の起動時に答えるまでポップアップ画面が表示されます。閉じるボタン「X」で閉じても、NOを選んでも「Send Later (後で送信)」アドオンは利用できます。
もし、ポップアップしない設定を学校や、企業様で行われている場合には、システム管理者様やIT担当者様にご確認ください。

「Send Laterデータ収集リクエスト
Send Laterの使用に関する匿名データを収集できますか? このデータは、アドオンの使用方法および環境に関する情報を提供します。それには識別情報、電子メールの内容、またはアカウント情報は含まれません。このデータはアドオンの改善、使用状況の測定、および取り組むべき重点を特定するために使用されます。私たちはこのデータを他の誰かと共有しません。あなたの返答はアドオンの機能に影響を与えません。詳細は当社のプライバシーポリシーで確認できます。」
当サイトの運営者は、「NO, don’t collect usage data」を選択しました。データ収集については、公式サイトでご確認ください。
ポップアップメッセージの説明はここまでです⇑


アドオン「後で送信(Send Later)」の使い方を急いでいる方はこちらからGOにゃぁ!
Thunderbird(サンダーバード)おすすめのアドオン「後で送信(Send Later)」の機能追加方法や「後で送信(Send Later)」の便利な使い方をマスターできます。
Thunderbirdにアドオン「後で送信」を追加する方法
まだ、Thunderbird をダウンロードしていないよって方は、当サイトの以下のページを参照してインストールするところからはじめてくださいね。
それでは、Thunderbird にアドオンを追加するところからはじめめましょう。
右上角にある「三」から「アドオンとテーマ」を選択

「アドオンを探す」の窓に「後で送信」と入力し「Enter」キーをおします

「Thunderbird へ追加」のボタンを押します

「1個のアドオンをダウンロードして検証しています」の表示画面で、「追加(A)」を選択

「あなたの許可が必要です」画面で、もう一度「追加(A)」を選択

再度、右上角にある「三」から「アドオンとテーマ」を選択

拡張機能の管理で、「後で送信(Send Later)」のボタンに色がついていれば「有効」

これでアドオンの追加作業が完了です♪
「後で送信(Send Later)」アドオンの基本的な使い方
Thunderbirdに機能を追加することができましたので、次は「後で送信(Send Later)」アドオンの使い方をご案内します。
以下の順番どうりに操作をすると時刻(15分後)や日時(〇年〇月〇日〇時〇分)を指定してメッセージを送信することができます。
- 「作成」の文字を選択しましょう
- 本文とメールアドレスの入力が完了しましたら、メッセージ作成画面から「ファイル」「後で送信」と順に選択します。
*メッセージ作成画面の右上にある「Send Later」を選択することもできます。
- メッセージ画面の上に開いた設定画面で希望の時刻や日時を指定します。
*とりあえずテストのために5分や15分などでためしてみましょう。
実際に希望の 送信時間 を設定するには?
① 日付の右端「X」をクリックし送信の日付を設定。dd/mm/yyyy →例:30/01/2022 (30日1月2022年)
② 時刻の右端「X」をクリックし送信時刻を設定。(am=午前、pm=午後)
③「送信日時」をよーーく確認し間違いが無ければ、「送信日時」の文字をクリック。すると「下書きフォルダ」に保存されます。
- 先ほど設定した時刻や日時で保存されていることを確認しましょう。
お疲れ様でした!
実際に送信する前には何度か自分宛にいろんな時刻や日時設定でテストメールを送り使い方に慣れておくことをおすすめします。
これで、基本的な使い方がわかりましたね!
では、当サイトの運営者が、実際にどんな場面で利用しているのかをご紹介しますね。
Thunderbirdのアドオン「後で送信(Send Later)」便利な使い方
Thunderbird アドオン「後で送信(Send Later)」の便利な使い方を5つご案内しますね。
①「今メッセージを送信すると営業時間外」な時に便利!
一旦「下書き」フォルダに保存しておいたけれどうっかり忘れてた!!! なんてことありますよね?
🙆🏻そんな時は、Thunderbird アドオン「後で送信(Send Later)」で問題解決!
② 大切な予定を自分にリマインダーしたいときに便利
パスポートの更新って「5年ごと」「10年ごと」となるといつまで有効だったか? な~んて忘れがちですよね! 職業柄必要な免許類の更新だってうっかりは許されませんから・・・・。
パスポートの有効期限が6か月残っていないと入国できない国がありますので、有効期限が切れる12か月前から準備するぐらいの計画性が必要です。
🙆🏻そんな時は、Thunderbird アドオン「後で送信(Send Later)」で問題解決!
③ 決まった期日に報告するときに便利
一言に報告メールっていうけれど、結構めんどくさい時間がかかるものです!
そんな時に、自分宛にひな形を送る設定をしておけば必要な項目を書き足して送信するだけ!
便利よねぇ~!
🙆🏻そんな時は、Thunderbird アドオン「後で送信(Send Later)」で問題解決!
④ 贈り物を届ける配送締め切りに間に合うようリマインダーが便利
急に思い立ったところで、お花やお届け物のサイトを探して汗かいた💦経験、ありますよね?
お花だって、季節もの、相手が喜ぶよぉ~なお花には注文の期限があります。
最短翌日お届けもありますが、選択できる商品にかぎりがあったりしますので。
最低でも1か月前くらいからは準備すると相手が喜ぶであろう商品をじっくり選んでお届けできるのではないでしょうか。
🙆🏻そんな時は、Thunderbird アドオン「後で送信(Send Later)」で問題解決!
⑤ 自分宛に届いたリマインダーメールを編集して送信する方法
それでは、実際に自分宛に届いたリマインダーメールやひな形メールをどうやって編集するか?をご案内します。
- 自分宛に届いたメールのタイトルを選択
- 選択されたメールの上で「右クリック」
- 「コンテキストメニュー(ずらーっと並んだメニュー)」の中から「新しいメッセージとして編集( E )」を選択
- 宛先メールアドレスを編集しメッセージを整えて送信

🙆🏻こんな時も、Thunderbird アドオン「後で送信(Send Later)」で問題解決!
アドオン「後で送信」を追加している時と追加していない時の動作の違いを比較してみました!
ここでは、アドオンを追加していない状態でも「後で送信 (L)」が存在するので、ややこしいですよね。
それぞれの、動作をご説明します。

- メール完成後、「後で送信」で送信時刻を指定する
- 送信日時のバーを選択すると「下書き」フォルダに保存(送信日時まで待機)
- 「下書き」フォルダ、左端に「Send Later」の項目に予約した送信日時が表示されます。下書きフォルダに保存されている状態で送信時刻が表示される。
- 送信予約した日時に、自動送信されます。
※ただし、送信予約日時に Thunderbird を起動させてインターネット接続させておく必要があります。

アドオン「後で送信」を利用している場合は時間が表示されているから、予約した「送信日時」がわかりやすいでしょ?
*メッセージをもう一度開けて編集することも可能です。もう一度、送信の日時の指定をしておけばOKです。

アドオン「後で送信」が利用可能になっていて、まだメッセージが完成していなくて、見直しが必要が場合にはどうするにゃり?

メールが未完成なら、「ファイル」「選択して保存」「下書き」と順に選択して「下書き」フォルダに保存!
編集、見直しが完了したら「後で送信」から「送信時間の選択」をします。
「後で送信 (send later)」アドオンが追加されていなくても送信先メールアドレスが入力されていれば、本文が未完成でも、「ファイル」から「後で送信(L)」を選択することができますので注意が必要です!

もう一度言います。アドオン無しで、送信先のメールアドレスが入力されていると「後で送信(L)」へ保存できてしまいます。本文が未完成でもです!
- 届け先メールアドレスを入力
- 「後で送信(L)」を選択できます(アドオン 後で送信 Send Laterとは異なります)
- 「送信トレイ」フォルダに保存されるが「送信」されない
- 次回、Thunderbird 起動時(オンライン時)に「未送信メッセージを送信しますか?」のポップアップ画面が表示されます。よく読まないで、「今すぐ送信する(S)」を押してしまうと、知らない間に送信された💦となりますので注意が必要です。
- 問題がなければ「今すぐ送信する」、編集が必要ならば「後で処理する」を選択。
「後で処理する」を選択し、編集が必要な時は「送信トレイ」に保存されているメッセージ上で右クリックし「新しいメッセージとして編集する」をクリックすることで編集、添付ファイルの挿入などの操作が可能になります。
- 届け先メールアドレスが空欄
- 「後で送信(L)」が選択できない(アドレス入れないほうが安全です)
- 閉じるボタンで閉じると「このメッセージを下書きフォルダー(下書き)に保存して作成ウィンドウを閉じますか?」と聞かれます。「下書き」でよければ「保存(S)」ボタンを押します。
もしくは、「ファイル(F)」➡「選択して保存(A)」➡「下書き(D)」を選択します。 - 「下書き」フォルダに保存されるので「送信」されません。(安全です)
- 編集が必要な場合には、「下書き」フォルダに保存されている該当のメールをダブルクリックするだけで、編集可能な画面になります。
一度使うと手放せない便利なアドオン「後で送信(Send Later)」
それにしても便利なThunderbird 、メールの整理整頓ができるのみならず、自分のライフスタイルに合わせて自由自在にカスタマイズすることができる優れもののソフトウエアです。
▼メールの整理整頓ソフトThunderbird(サンダーバード)のダウンロードやプロファイルを選択して複数起動させる方法についての詳細はこちらからどうぞ!
最後になりましたが、操作するにあたり注意点をまとめてみました。

便利とはいえ、アプリケーションを過信してはいけません。
目覚まし時計も時間を設定していても起きた時に「鳴らなかったよね?!」目覚ましかけてたよね?!なんて経験ありませんか?

ぼくだって寝坊することあるにゃ!

大人な俺は、前日に用意しておいて朝ご飯ゆっくりたべたいにょ!
朝いちばんに送信しなきゃいけないメッセージがあれば、夜のうちにメールを作成し、必要な書類もばっちり添付。
指定時刻に「後で送信」されていることを確認しながら朝ご飯をゆっくり食べるという贅沢な時間を過ごしたいなら今すぐ「後で送信( Send Later )」アドオンです!
*なお、「アドオン」の稼働にかんしましては個人の責任においてご利用していただけますようお願いいたします。
- 「後で送信(Send Later)」でできること再確認
- 5分後、15分後のように時刻を指定して送信
- 〇月〇日〇年、〇時〇分と日時を指定してメッセージを送信
- 1度だけ、毎時、毎日、毎週、毎月、毎年と定期的に送信
- 曜日を指定して送信
- 自分にリマインダーメールを送れる
- 「後で送信(Send Later)」を利用するにあたり気を付けること
- アプリケーションを過信しないこと
- 送信設定日時にはコンピューターとThunderbirdが起動していること
- 設定日時をかならず2度、3度チェックしましょう
- 送信者のメールアドレスを最低でも2度はチェックしましょう
Image Credits : Photo & images、All screenshots by author, MAR 2021
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